はじめに
KubeCon NA 2021のスケジュールが公開されました。
[NEWS] #CNCF Shares Schedule for #KubeCon + #CloudNativeCon Europe 2021 – Virtual 🎉
— CNCF (@CloudNativeFdn) March 3, 2021
Join us from May 4 – 7 as experts deliver hundreds of sessions, keynotes, lightning talks, breakouts, maintainer sessions, and MORE! 🤗https://t.co/LetC6bbaQD pic.twitter.com/Iwc6OMwQdZ
今回、2件のプロポーザルについて採択していただき、KubeConで発表できることになりました。わいわい
何を話すの?
まさか2件とも通るとは思ってませんでしたが、1件は技術的な、もう1件は技術ではなくコミュニティに関する発表をします。
Resource Requests and Limits Under the Hood: The Journey of a Pod Spec - Kohei Ota, Hewlett Packard Enterprise & Kaslin Fields, Google
元オラクルで現Googleにて🥑をされているKaslin Fields氏と共同で、KubernetesのPod requests/limitsについて話します。
応募のきっかけ
ここ1年ほど、特にHPEに転職してからKubernetesをマネージドではなくセルフホストで使うための知識が必要と考え、kubeadmと戯れるほかCKA/CKADを取得したり、必要に応じてKubernetesのソースコードを読んだりしてきました。
KubeCon自体去年結構変則的でみんな疲れてたと思うんですが、なんかRequests/Limitsってあんまり取り上げられたことないし、初級~中級者向けに話したら面白いんじゃないかと思いついてガーッとソースコード読んだら雑に説明できそうだったので、絵が得意なKaslinにもちかけてみたところ興味を持ってくれたので、僕が技術的なところを見つつ一緒にコミカライズして英語で登壇することになったというのが経緯です。このへんは結構面白いノウハウがあるんで、落ち着いたら調査時のメモやプロポーザルを通したときの話なんかも含めて公開しようと思っています。海外カンファレンスへのCfP提出する人が増えることを願いつつ・・・!
余談ですが、共同登壇者のKaslinとはリアルKubeConで席がめっちゃ近くてたまたま仲良くなったのと、オラクル時代に来日された際に、当時(なんの縁か、今もですが)の同僚だったcotocさんやyosshiさんと一緒にミートアップを開催したりしました。Cloud Native Meetup Tokyo主催の青山氏にもイベントの枠を作ってもらいお世話になりました。リアルイベント、既に昔のことになってしまっていて少し悲しいですね。
Panel: Your Path To Non-code Contribution In The Kubernetes Community - Kaslin Fields, Google; Kat Cosgrove, JFrog; Matt Broberg, Red Hat; Kohei Ota, HPE
こっちは4人でパネルです。Cloud Native Ambassadorな人たちと一緒にコミュニティへの貢献について多分エモめな話をします。あまり技術的な内容じゃないのでKubernetes強いみなさんには関心がないかもしれませんが、初心者の方やこれから頑張っていきたいよという方には、何か参考になることがあるといいなと考えています。
応募のきっかけ
僕は一応Kubernetes SIG-DocsのJapanese localization ownerをやっているので、まあ何か言語的マイノリティについて色々話せることがあるんじゃないかと思い、ちょっとした縁で声をかけてもらった感じです。
スケジュールはこんなかんじ。
とりあえず今日は告知まで。そのうちまた気が向いたら日本人のセッションまとめでも書こうかなと思っています。では~