inductor's blog

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インフラエンジニアはSREではないし、SREとPlatform Engineeringも別物

インフラエンジニアの肩書きをSREに変えるタイプの組織変更は近いところから遠いところまでいろんなところで見かけてるんだけど、改めてそれって名前変えただけじゃないよね?って問いかけは個人が組織に、組織が個人にそれぞれ相互でした方がいいと思う。

インフラエンジニアって言葉もまあ定義が死ぬほど広くてどこからどこまで指すのってのは組織によって違うね大変だねって話ではあるんだけど、SRE(Site Reliability Engineering)やPE(Platform Engineering)はインフラと必ずしも対応関係にあるわけではないんだよな。

Platformってのは言ってしまえば会社のエンジニア組織の中で自分達に最適化された基盤を作る人たちの集合体とそのプロダクトそのものを指していて、Platform Engineering組織の中には当然フロントエンドエンジニアやデザイナー、プロダクトオーナーやPdM/PjMも存在する。すごくわかりやすく大きな話をすると、会社の中にAWSやGCPのような仕組みを自前で飼っていますと言い換えても差し支えない。だって会社のエンジニア組織のために作ってるプラットフォームのチームなんだもの。お客さんは社内のソフトウェアエンジニアが想定されるし、もちろん外部にSaaS/PaaS(あるいはもっと下)を提供するのであれば、外部のエンジニアあるいはユーザーがお客さんになるよねって言うだけの話。

SREはあくまでサービスの運用を継続するための取り組みを行う集団のことであって、プラットフォームを「使ってもらうために魅力的にする」みたいな取り組みはスコープ外だし、それはプロダクトを企画する側の仕事だと思う。決めの問題だけどインフラエンジニアだってサーバーのラッキングやったりケーブリングやってるなら見てくれの部分は普段気にしてないよね。クラウドメインだったとしたって例えばTerraformのコード改善が末端のユーザーのUXに寄与することは普通はないので、やっぱり言葉の範囲が違うなと思う。

違いをいっぱい見つけたらいくらでもあるのに、混同する人が多い。