inductor's blog

nothing but self note :)

CNDT2020でクラウドネイティブなチームビルディングとメンバーの育成について話しました。裏話+αを公開します。

はじめに

お久しぶりです。inductorです。

9/8-9にて開催されているCloudNative Days 2020(CNDT2020)において、元同僚の三神さんと一緒に「Cloud Native Onboarding ~実践で身につけるモダンインフラの基礎~」というタイトルで発表しました。

発表資料はこちらです。

speakerdeck.com

動画はこちらです。

event.cloudnativedays.jp

発表のねらい

今回発表にあたっては以下の内容を軸に資料をつくりました。

  • 新しい技術をメンバーに教えることに悩む人、学ぶことに悩む人両方のためになるマインドセットの共有
    • 双方の気持ちを理解することによって、結果的にチームをどのように作っていくかの指針になる
  • オンプレとクラウドの垣根をなくしたい
  • 新規に作るだけではなく、既存の環境に触れる難しさに立ち向かうために必要なことを共有したい

こうしたさまざまな課題は、インフラ環境を刷新したい、技術負債を少しでも減らしたいといった課題を持つ人たちなら一度は考えることなのかなと思っています。

こうした課題を乗り越えるためには、現実と向き合う必要があるわけですが、今回は自分たちの歩みを実際のモデルとしたケーススタディの共有につとめました。

発表にいたるまでのやりとり

まず、共同登壇者である三神さんに、実際に一緒に仕事をしてきたこの数カ月間でどのような変化があったか、何がギャップだったかといった点をまとめてもらいました。

Draft-0.md · GitHub

こちらのドラフトを作ってもらったあと、以下のような形式に落とし込みました。

cndt.md · GitHub

これが、今回の登壇の大きな枠組みとなり、これをベースに議論を重ねながらスライドにしていった形になります。

動画の収録と編集について

動画の収録と編集は、僕のWindows PCを使って自宅で行いました。WebカメラとプレゼンをOBSのシーンを重ね合わせることによって録画し、それをPremier Proを使って細かいシーンのカットや必要なオーバーレイなどの微修正を行いました。

たまたま僕も三神さんも割と近所(電車で数駅くらい)のところに住んでいたのでこれは気軽にできてよかったなぁと思っています。

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↑こんなかんじで雑に話しながらちょっとずつ資料を作っていきました。

おわりに

オンボーディングは時間がかかりますが、仲間ができて一緒に話せるようになることは本当に楽しくて最高です。技術を学ぶのも僕は大好きですが、こうやって仲間が増えていくことに大きな喜びを感じているので、これからも様々な資料を作って公開していきたいなあ、と改めて思えるようないい機会をいただきました。

改めて、お聞きいただいたみなさま、前職のみなさま、CFPを選んでくださった運営委員のみなさまに御礼申し上げます。

今日はこのへんで。