はじめに
新形式のCKAを受けて、合格点66のところ72点で無事CKAを取得することができました。
CKA受かってた。
— inductor (@_inductor_) 2020年9月8日
新しい形式のやつをBetaで受けたので、一応新形式でも大丈夫だったということが証明されたのかな?w pic.twitter.com/dXm3jX7kgr
新形式?
はい。2020年9月から、CKAの試験範囲が少し変わって、CKADとの差別化がなされました。
簡単に言うとよりクラスター管理の色が強くなって、上で動かすYAMLの細かいところまでは見る範囲が減っています。また、セキュリティ関連はCKSに移り、その代わり管理に関わるトラブルシューティングなどの点数配分が変わっています。
最も大きな変更点は試験時間で、これまで3時間だったのが2時間に短縮されています。
今回はBetaプログラムで参加することができたので、9月からの試験範囲を8月に受けました。
どうやって勉強したか
結論から言うと、試験用の勉強は何もしませんでした。
理由としては2つあって
- 新試験範囲のBetaプログラムに参加できたので、受験料が免除された
- 初めての受験だったし、どうせ無料だったのでまず最初は何も考えずに受けてみて、そこから対策が必要なら考えようと思った
で、代わりに何をしてたかと言うと、試験とかは関係なしに、HPEに入ってからオンプレ上のKubernetesを意識する機会が増えたので、kubeadmを使ってHAクラスターくらいは立てて管理できるようにしておこうという気持ちでkubeadmと遊んでいました。
最低限、このへんは内容をしっかり理解して動かせるようにしておくと良いと思います。
また、これと合わせてKubernetes the Hard Wayは何度も完走しておくことをおすすめします。
ステマで日本語版
準備はどうしたか
基本的な受け方は他のみなさんがブログに書かれているようなルールと同じでした。
ざっくり言えばブラウザで見て良いのは公式ドキュメントとGoogleだけで、あらかじめ以下のページをブクマしていました。
YAMLをこうしてくださいみたいなのはだいたいチートシートの内容でなんとかなると思ったので、それ以外のページはなるべく見ないようにしました。必要があれば検索掛けてみるくらいでした。
etcdのクラスタリングについては純粋にkubeadmよりも自信がなかったのでブックマークしてありました。実際に使う必要があったかどうかについては秘密です。
実際受けた感想
やっぱ練習しといたほうがいいですね()
ターミナルのクセが強くてコピペがいつもと感覚が違ったり、エディタがVSCodeなどは使えないのでそこはストレスに感じることも多かったです。
また、YAMLなどを1からちゃんと面と向かって書く機会が最近減ったので、これこれこういうYAMLを書いてくださいみたいな指示の問題については結構考えるのに時間を掛けてしまいました。
一方で、クラスターのトラブルシューティングやアップデートなどの作業をする問題については条件をきちんと理解し、解くことができたかなぁとは思っています。
次は気が向いたらCKADを受けようと思います。