はじめに
駆け出しエンジニアの人、ポートフォリオ作りがちだけどそんなに大事なのか?(よくわからん)
— inductor (@_inductor_) April 20, 2020
こういうツイートをちょっと前にしました。それに関して自分が何をやってるかとどういう意図でやってるのかを言語化してみることにしました。
ポートフォリオって必要?
さまざまな「駆け出しエンジニア」の養成所を覗くと、ポートフォリオを作れとかRailsでサービスを作れとか色々書いてありますよね。
それってほんとに意味あるのかな、よくわからんな、と個人的に思っているのですが、みなさんはどうでしょうか。
このようなことが言われる背景にはおそらく以下のような理由があります。
- HTMLとCSSとJavaScriptを触るのに丁度いい題材
- Railsチュートリアルをやって終わりじゃなくて、とりあえずなにか自分で必要なサービスを考えるところからできる
- ついでに自己紹介用のサイトにもなる
まあそれはそうなんですけど、僕みたいなプラットフォームを作るほうが楽しいなって思ってる人間にとっては、開発はできるだけしたくないからやりたくねーな、なんてことを思ってしまうわけです。
そのへんの適性を見ないで盲目的に「良質(?)なポートフォリオを作りなさい」って言うのはなにか違うかな、と思ってたりします。
そもそも、ポートフォリオとは自分の作った作品や実績などを置いておくためのものだと理解していますが、ポートフォリオを作れって最初に言っても置くものがないので、デザインもしようがなくね?とも思います。思いません?
僕は思ってしまうので、サイトを作るほうは頑張らないことにしました。
Hugo + できあいのテンプレートで展開する
作ったのはこれ
GitHubはこれです
今作るならGitHub Actionsを使ってどこかに置くか、Netlifyとかになるんでしょうし、CIやりたくないならJekyll + GitHub Pagesでいいなって気もしますが、一番最初に作った当時はFirebase HostingとCircleCIを推していたのでそれをそのまま踏襲しています。
HTMLやCSS、Railsをやるのももちろん大事ですが、自分の環境以外でも動かすための仕組みを知っておくことはエンジニアになるにあたってはとても重要なことだと思っていて、今どきのWeb開発者なら(最適化とかは別として)CIを自分で動かすくらいはやれないと困ることのほうが多いですし、まあこのくらいが丁度いいんじゃないかなと思います。
作ったのもHugoのConfigを書いてMarkdownを書いたくらいなもんで、ほとんど何もしてません。それでもそれっぽく見えるんでまあいいかなと。
もちろんCSSやHTMLを自分で書きたい人はテンプレートいじってもいいですし、バックエンド触りたいなら自分でテンプレートエンジンに手を入れたっていいと思いますが、そのへんは個々人の好きにすればいいとして、自分はこの形に落ち着きました。
脳死でHTML+CSS+JS+Railsをやることがだめだと言いたいわけではなくて、いろんな形があるんじゃないかな?ということを言いたかったのでした。
今日はこのへんで。