TL; DR
Docker/Kubernetes初心者の方と一緒に仕事をすることになったので、はじめの一歩として勉強会を開いたときに作成した以下の資料を公開しました。
資料の目的
ZOZOテクノロジーズではたくさんのプロジェクトがあり、技術的にも古いものから新しいものまでいろいろなものが使われています。その多くは歴史的経緯や開発者たちのレベル感、今まで経験した技術などをベースに選定されることが多いです。
弊社 岡がCNDT2019にて発表した以下の資料や、ZOZOTOWNの作り直しの真っ赤な広告にもあるように、古い技術を使い続けてグロースを続けてきた結果、社内のプロジェクトのいくつかはスケーラビリティとして飽和に近い状態のものもあります。
www.slideshare.net
そうした機運や、昨今の合併などを軸に、社内でも新しい技術をきちんと勉強して使っていこうという動きや、対外的に発表をする動きなども少しずつではありますが浸透してきました。
そんなこんなで新しいプロジェクトではそこそこ新しい技術スタックが使われることも珍しくないのですが、社内としてもいくつか課題があると思う部分が自分の中にはあって
- 新しい技術を学ぶ方法を知らない人が多そう(印象)
- 完全に理解したあとにどうやってそれをプロジェクトに導入するかの障壁が大きい
- 検証に時間をかけることの大切さを広めたい
といった具合です。
今回この資料を作った背景にはそれらのいくつかの課題を解消したいという思いがあって、自分が(一応)得意なコンテナという技術やそのフィールドを、一般化した知識として社内で広めることによって、一緒に働くメンバーだけでも新しい技術を取り入れるためのノウハウ的なものや感覚を掴んでほしいといった狙いがありました。
勉強会をやってみて、実際に一緒に手を動かしながら仕事をしているので、そこそこ反応は良いのかなと思っています。実際、こうした動きをもっと加速させるためにも今後もKubernetesに限らず変化に強いシステムを作るために全力を注いでいきたいです。
↓はそういう活動の一環です。
頑張って書いた
— inductor (@_inductor_) October 10, 2019
最近は会社でこういうのも教えてます pic.twitter.com/6nFWc3vfGF
まあ、そんなかんじ。疲れたので今日はこの辺にしときます。